元気でやってるよ。

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雑記

こんなに留守にしてしまったのは久しぶりです。
たーいへん、ご無沙汰しました。葦沢リオです。

最後の投稿からもう2ヶ月以上もたってしまいました。

楽しみにして下さっているみなさま、申し訳ありませんでした。

ここまでご無沙汰してしまうといったいどこから始めればよいのやらと。
でも、めっさ長くなると思います。折角だし。

なので、まずは自分の報告から。

このご無沙汰している間に、【All that Remains】の撮影が3期間ありました。
新しい写真や映像なんかがアップされてます。こんな感じで。

たかしを助けるみどり


中国での従軍


みどりとつね。隆を心配する。



今回は【インディー・ジョーンズ、レイダース失われたアーク】などに
出演されているDavid Yipさんが父親役として出演され、
グリーン・スクリーンでのイメージのすり合わせや作品の背景に関して、
細かく話しあいをしながらの撮影はとても勉強になりました。

David Yip, Noboru

「ありがとうございました、Davidさん」っておそらくみてらっしゃらないでしょうけどね、日本語だし。
感謝の気持ちだけはここに。

David Yipさんと

他にもこんな写真があったり。
雪がすげー、3月末なのに!

3月末だったのにすんごい雪で大変だった…。


昨年9月から始まった撮影も、徐々に大詰めを向かえてきました。

この坊主頭もしっくり来て、どんなロンゲだったか思い出せなくなってきてます。

今回の撮影では初めて、原爆投下後の物語の撮影を行いました。
永井さんは、しばらくの間、喪に服し、頭髪や髭を放置していた事がありました。
その頃にとられた写真は有名です。


もちろんクルクル坊主名僕は、鬘と付け髭で望んだわけですが、
いつも素晴らしいメイクアップをするベラさん、
用意していた付け髭をちょっーとばかりもさってたので、


ベラ 「どう、確認してみて。」
(鬘と髭をつけた後)

リオ 「ありがとう。」

リオ 「・・・おっ・・。・・・・これモサってね?」

ベラ 「そうかな。」

リオ 「やっぱり、モサってる・・・と思うよ。」

ベラ 「・・・・ちょっとアラビア系ってる・・・・かもね」

リオ 「ぶっちゃけていい?だいぶアラビア系ってね?」

ベラ 「・・・・確かに。。。実はちょっと思ってたんだよね。」

リオ 「マジかぃ!?」

二人で、大爆笑。

ベラ 「カットしてすけばいいだけだからさ」
リオ 「まー、そらそーだけど、わかってたんならさー。」
ベラ 「Experimentよ!」

なーんて会話をしながら、撮った第一弾の写真がこれ!!!












・・・

・・・・・・

・・・・・・・・・・って見せたいところなんですが、
まだプレスリリースされてないので、写真はまた次回の機会で。


ごめんね。

ごめんね。


なんか、普通に話ばっかりじゃ面白くないかなーって
ちょっとこんな嫌がらせもいれてみたくて。


そんなこんなで、撮影はSlowly but surely (少しずつだけと確実に) 進んでます。





1人芝居の方はというと、せっかく新しいFirst impressionsの台本が書きあがって
稽古も始めていたのですが、諸事情で、ソロ・パフォーマンスイベントの公演には参加できませんでした。

とはいえ、とりあえず断崖絶壁をもういちど素手で上るような作業が撮影中の映画では残っているし(精神的なプロセスって意味よ)、

ようやく役抜きの禁断症状が快復してきたくらいだし、とりあえずは映画に集中しようかなと思ってます。


さーて、僕のブログのお約束事(自分勝手な約束ですが)、映画草子。

それでは徒然と・・・って書きたいんですけど、結構みたので、ダイジェストにしちゃいます。

スティーブン・スピルバーグ監督のLincolnは期待を裏切ることの無い映像美でした。

一方、同じ史実(?)を描いているけれど、手法がまったく違うオサマ・ビン・ラディン暗殺を描いたZero Dark Thirty。映画と観客の間に分厚いフィルター(壁)をドンと置いたドキュメンタリーのようでした。

さらには、着眼点を違った場所においたアンソニーホプキンス演じるHitchcockは、ただ、ただアンソニーホプキンスの芝居に見とれさせていただきました。

この3作品とも、1人の実在した人間に焦点をあてた作品ですが、一方で、数人の人間が輪廻転生し、数百年の長いスパンで交差する人間のカルマと人生を描いたCloud Atlasは、もうメインテーマの音楽が美しくて、映画を観てからしばらく経ちますが、まだまだヘビーローテーションで僕の心を震わせてくれます。

そんな色んな人たちが暮らす集合体として形成された社会に対し、ソダーバーグらしい問題定義を投げかけ、旨くヒネったSide Effectsはメディアのあり方に一般の我々がいかに左右されているかを旨くまとめていました。

我々はいかに簡単にメディアにマインドコントロールされやすい、「弱」な存在であるか、そして根本にある、人を構成する要素とは、その人が、何をし、何を考え、どう生きたかが、その人自身を表す、さらにその全ては脳に刻まれており、決して忘れることは無いという事実を、面白い手段で語ったダニーボイル監督の新作【Trance】には正直面くらいました。ここ最近見た映画の中で、群を抜く面白さだったんじゃないかな。終わった瞬間、珍しく拍手したくなったのは久しぶりです。

LincolnZero Dark ThirtyHitchcok
Cloud AtlasSide EffectsTrance



そんなこんなでどんだけ忙しくても映画は見てるわけです。

あー、もう一つ大きな出来事。

僕が行く映画館の「携帯電話の電源を切ってください。」といういわゆる前説的CMを、今まではOrangeという携帯会社が担当していました。(毎回、趣向を凝らした面白いCMでした)イギリスではOrangeという携帯会社が映画館の大きなスポンサーなんですが、このOrange、最近その他の携帯会社と合併し、EEという会社になりました。EEはEverything Everywhereの略で4G回線を提供する携帯会社です。

で、そのEEはCMの広告塔にケビン・ベーコンを使っています。

なので、今の「携帯電話をお切り下さい」的前説は、ケビン・ベーコンの面白いCMなんです。



【トレマーズ】という映画からケビン・ベーコンのファンな僕は、
このCMをものっすごく楽しんでいるわけです。

いいよね、映画が始まる前ににんまりしながら、
映画を迎えることが出来るなんてさ。

CineworldのGo unlimitedにはお世話になりまくりです。
映画館も徒歩10分圏内にあるので、軽い気持ちで見に行ける、
そして月々に支払う金額は15ポンド(2200円くらい)。

もー、最高です。

こういうのがあると、映画を見に行く敷居がさがるからいいんだな。

ちょっとずつ演劇でもこんな風潮がみられるのか、
マイケル・グランデージが主催する劇団が、
10,000席分を10ポンド(1400円)で提供しています。

今とりかかっている5作品には
ジュディー・デンチ、ベン・ウィショー、ダニエル・ラドクリフ、ジュード・ロー等
イギリスを代表する有名な役者が出演しています。

内容も「ヘンリー5世」のようなクラシックなものから、
本劇団公演の為に書き上げたものまで様々です。
ジュード・ローの出演する『ヘンリー5世』も観に行くよていですが、
ジュディー・デンチとベン・ウィショーが出演する『Peter and Alice』を観て来ました。

二人とも僕の好きな役者なので、(【Cloud Atlas】のベン・ウィショー良かったよ。)とても楽しめました。
にしても、特にジュディーデンチは怪物だったな。もちろん、いい意味でね。

パッとみ、色んな事をしてたっぽいでしょ。
でも、だからと言って、ブログが書けないほど忙しかったのかというとそういうわけでもなくて。


一番の理由は引越しです。

7年間住み慣れた、イギリスに来てからずっと住んでいた場所から引っ越しました。
とはいえ、地域が好きなので、徒歩圏内の場所ですが、まー大変で。

インターネットが繋がってなかったのもあるけど、気が散ることが多くて。

どんな手段にせよ、表現するってのは結構な「気」=エネルギーを使うわけで、
「気が散る」ってのは集中できない状態を説明する言葉だけど、

小さな穴のあいた自転車のタイヤから走っていないときでも
少しずつ少しずつ空気が抜けてしまうように

音石のスタンド、レッド・ホッと・チリ・ペッパーが
水の中で放電してまったように、

そんな感じで少しずつ少しずつ気が体から抜けてってしまってたわけです。

そんな中ただでさえ、崖っぷちを素手で登る作業をやってたから、
単純に、体内の気が足りなくて、んで、なんというか、
まだこー、しっかりと体に取り込めないような空気が
新しい部屋の中には漂っているから、
外気を吸収する仙人モードにもなかなかなれなくてね。

気の自給自足がこんなに辛いんだなってのを改めて確認しました。

とりあえずは、滞っている部屋の空気(エネルギー)を動かして、
循環させて、流動性をもたさないと。

のために、今はせくせく部屋のものを揃えたり、
卵の産む前の鳥がせっせと小枝をひろって巣をつくっているような
状態です。時間をかけてゆっくりとと思う反面、そーすると動かないんだな。

「気」が。「気」に流動性のない部屋では、簡単に散っちゃうから。
散っちゃうというよりも腐敗してくって言う方が正しいかもしれません。

・・・というのが、このブログを書き出した前に考えた「なぜ?」でした。

「なぜ?」はいいよね。

成長とは「なぜ?」からはじまるのだ。

一挙手一動足を問いかけることで、新しいことが生まれるのだ。

で、新しいことを生むから、成長するのだ。

そうやった成長ってのは、自分を認め、自分を知る手段となり、
最終的には、精神の位があがってく成長に結びつくのだ。


そんなこんだで、新しい時代の幕開けの足音が、少しずつ大きくなり、
確実に近づいていることがわかるこの2013年もすでに3分の1が終わりつつあります。


便りが無いのが元気な証拠といわれないよう、ここで皆さんに
こんな感じでのらーりくらーり、語らせてもらいたいと思います。

なにはともあれ、


僕は元気でやってるよ。


みんなも元気でやってけよ。


げんきでやってるよ20130413


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1Comments

澤田

おんちゃん、首を長くして更新まってたよ!!相変わらずやね。

撮影頑張ってね。

  • 2013/04/16 (Tue) 17:14
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